脱毛クリニックが目指す永久脱毛ターゲットはどこ?

脱毛クリニックが目指す永久脱毛を行うターゲットはどこ?

脱毛クリニックは永久脱毛を目的として発毛因子を破壊するという施術を行っています。
その発毛因子は近年主に3つとされ、毛乳頭、毛母細胞、そしてバルジ領域と言った場所を狙っているのです。
今回これらはどういったものなのかを紹介していきます。

ターゲットの一つ毛乳頭

毛乳頭とは毛の根元にある毛球の下にあるくぼんだ箇所で、身体の毛細血管から運ばれてくる栄養や酸素を発毛因子の一つである毛母細胞に渡したりコントロールするものです。
発毛を支える毛母細胞への栄養供給を行うだけでなく、育毛促進因子であるFGF-7を産生することで毛を太く濃くさせる作用を持っています。
そのため、ここを破壊すれば毛はやせ細っていくだけでなく、毛母細胞の活動も抑えられて、発毛が妨げられます。

もう一つのターゲット!毛母細胞

毛母細胞は毛乳頭の周りに存在する細胞です。
毛髪を直接作り出している細胞であり、発毛因子そのものです。
この毛母細胞の細胞分裂によって発毛が促進されていくので、ここを破壊することによって発毛そのものがなくなり、脱毛に貢献します。

最近注目の発毛因子!バルジ領域

バルジ領域は21世紀に入って発見された発毛因子で、毛母細胞を作るためのきっかけとなっている領域です。
比較的浅いエリアにあることから、ここにターゲットを絞って脱毛を行う施設もあります。
このバルジ領域を破壊することによって毛母細胞自体の分裂も起きなくなり、結果として脱毛可能となります。

脱毛クリニックはターゲットを絞った施術を行う

脱毛クリニックで扱う機器は施術する場所を間違えるとケガや体調不良等健康被害を及ぼすものが多いです。
それだけの効果が期待できる機器であるという見方もありますが、安全に効率よく施術するにはターゲットを絞る必要があります。
そのターゲットが今回紹介した毛乳頭や毛母細胞、そしてバルジ領域なのです。